星明かりの下で灯る家 — 冬夜にそっと息づくあかりの物語
- Yukaringo
- 2025年12月11日
- 読了時間: 2分

雪の灯
しん、と夜が息をひそめるころ
ひとつの光が森に降りた
星は寒さも忘れて
大きなモミの木のてっぺんで笑い
雪は音もなく
世界をまっさらなやさしさで包む
小さな家の窓には
誰かのぬくもりが灯っていて
そのあかりは
凍った風よりも強く
きょう一日を照らし返していた
流れる小川に映る光は
夜空からの便りのようで
「大丈夫、きみの歩く道は
ちゃんと明るくなるよ」と
そっと伝えてくる
静かな夜に
そっと息づくこの灯りは
遠回りの先で見つけた
心の帰り道
雪の降りしきる冬の夜。世界がいったん静かにページを閉じたかのような、深い青に包まれた森の中に、ひとつだけぽっと灯る温かな光。
その中心に立つのは、まるで冬を祝福するように輝く背の高いツリー。枝には雪がふんわりと積もり、星々の代わりに小さなランプがやわらかく瞬いている。そのすぐそばには、薪ストーブの煙がやさしく立ち上る小さな家。家の中の灯りは、外の冷たさを忘れさせてくれるほど温かい。
この絵は、
「静けさの中で見つける、ほんとうの灯り」
を描いたものです。
外の世界がどれだけ忙しくても、
ふと足を止めたくなる──
そんな心の避難所のような情景。
雪道に反射する光は、
まるで夜空の星が地上まで降りてきたようで、
見る人の記憶の深いところを、そっと揺らします。




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