ブログが続かないのは、完璧を目指しすぎているからかもしれない
- Yukaringo
- 2025年12月14日
- 読了時間: 3分

ブログが続かないのは、完璧を目指しすぎているからかもしれない
「ブログを続けよう」と決めて3ヶ月が経った頃、更新が途絶えた。そんな経験をしたのは一度や二度ではない。「継続力がない」と自分を責めていたが、少し違う見方ができるようになった。続かないのは、意志の問題だけではないのかもしれない。
仕事ではコンテンツマーケティングの一環でブログ運営をしている。仕事として続けているこちらは、なんとか回っている。一方で、自分のWebサイトの更新は途切れがちだった。同じ「書く」という行為なのに、なぜこうも違うのか。手を動かせない日が続くたびに、自分なりにその理由を観察してきた。
実際に得た学び・気づき
1. 「公開基準」が高すぎる
仕事で培った基準が、自分のWebサイトにも染み付いてしまっている。誤字脱字がないか、論理構成は完璧か、事実関係に間違いはないか。本来はもっと自由に書けるはずなのに、無意識にプロの目線でチェックしてしまう。その結果、書き上げても「まだ公開できない」と判断してしまう。完璧主義は、継続の敵になる。
2. 「成果につながる記事」というプレッシャー
コンテンツマーケティングである以上、成果を意識せざるを得ない。リード獲得、SEO順位、CV——目的は明確だ。でも、毎回それを追いかけていると、執筆が「ノルマ」になってしまう。本来は届けたい価値があって始めたはずなのに、KPIのための記事になっていく。そのズレが、キーボードを重くする。
3. 数字への期待と疲弊
記事を公開すると、アクセス解析を開いてしまう。PV、セッション時間、直帰率。数字が伸びないと「失敗した」と感じ、伸びても「次も同じ結果を出さなければ」と焦る。でも、価値は数字だけで測れるものではない。誰かがじっくり読んで、何かを持ち帰ってくれたなら、それは十分に意味のあることだと、今は思う。
4. 「戦略的な記事」と「書きたいこと」の乖離
コンテンツマーケティングには戦略が必要だ。ペルソナ設計、カスタマージャーニー、検索意図の分析。それらは正しいし、実際に成果にもつながる。でも、いつも戦略先行で書いていると、自分が本当に伝えたいことから遠ざかっていく。結果、キーボードに向かっても言葉が出てこない。書くことは、少なからず自分の内側から湧き出るものだから。
うまくいかなかった点・迷った点
自分のWebサイトでは、「書きたいテーマ」が浮かんでも、それを形にするまでに時間がかかりすぎた。熱量が冷めてしまうことが何度もあった。また、「誰に向けて書いているのか」が曖昧なまま始めたことも、迷いの原因だった。ペルソナ設定は重要だと言われるが、自分のサイトとなると、かえって難しい。書きながら見えてくることもある。
今の自分の考え
ブログが続かないのは、根性や才能の問題ではなく、「システムの問題」なのかもしれない。ハードルを下げる、基準を緩める、完璧を手放す。そういう「引き算」の設計が、実は継続には必要なのではないか。
仕事のブログは続く。なぜなら、締切があり、責任があり、読者が明確だから。でも、自分のサイトにそれらを当てはめる必要はない。むしろ、書きたいときに書ける場所として機能させる。その自由さを、どう活かすか。
これから試してみたいこと、残した問い
最近考えているのは、「完成度を問わない記事」を自分のサイトで試してみることだ。メモのような、思考の断片のような。そういう気軽さが、意外と次の記事を書く燃料になるのではないか。
それから、「完成」の定義を変えてみたい。80%の完成度で公開して、あとから育てていく。記事は、一度書いたら終わりではない。そう捉え直すと、最初の一歩が軽くなる気がする。
仕事のブログと自分のサイト。この二つの違いを理解することが、どちらも続けるヒントになるかもしれない。
続けることよりも、戻ってこれることの方が、もしかしたら大切なのかも。


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